親を預けるって本当に命の洗濯なんだと実感した外出

先日急な痛みで歯医者に出たこともちょっと自信になり
母のショートステイの昨日、久しぶりに趣味のための外出をしました。
移動が片道1時間半なので、お昼も食べずに出たのですが、運転中や電車待ち中に涙が出てきて、本当に涙腺弱くなったなと思う。
 親を預けて遊びに行くなんて!と思う自分もいますが、
とにかく母は夜も徘徊するので寝られません。
 4時間通して寝れたのは久しぶりで、体や皮膚が息をしている感じがする。
24時間口を聞いてもくれない、「トイレ」「嫌」「ここどこ」「寒い」「暑い」など単語しか口にしないで家の中を倒れかかりながら徘徊する母を診るのは本当に悲しい。
 新聞はとうにやめました。テレビも見ないし文字も読まない。
先日ペンを持たせて、名前を書いてってお願いしたら、とても時間をかけて、ヒントを言ったら書けた時があってそれが嬉しくて悲しくて
 食は細り痩せていく母。なのにどんな好物を作っても食べてくれず生ゴミになってしまったり
 愛だけでは体力気力が削られてしまいすぎる。
せめて5時間寝かせて欲しい
せめてドラマ1つでも観たい
ゴミ出し中母が転んでないか、私を探して玄関で震えてないかとダッシュするのも疲れるし
ご飯作ってても包丁持ってる私にしがみ付いてるのが怖いし気が抜けない
 みんな、こんな怖い思いをして、切なくてしんどくて介護サービスに頼るんだな。
これから、長い年月を母と向き合っていくために。
自分が倒れないように。
今日はお高いけど母の大好きなたねやのおまんじゅうを買いました。
帰ってくるのを待ってるよ。