PTSDじゃないか

母が急にすごい勢いでぐるぐる動き回ったり誰を捕まえて話さないのが難儀だった
最大の問題点。
認知ではよくあることの一つとして分類されていたわけですが。
薬の調整をしていただき、母の意識がはっきりするにつれて
動き回る前に「怖い」と叫ぶようになりました。
 よく話を聞いてみると「男が(自分の部屋に)入ってくる」「英樹」「音がする」
つまり、父が亡くなって一週間もたたない頃兄が朝4時くらいに母の寝室に入ってきて
「この家を売って二で割ろうぜ」「お前らと生活したくない」などとくだを巻き
母が毅然と断ると今度は腹いせに階下から母の寝室をゴルフクラブか何か長い硬いもので
天井に向けてどんとどついていたことじゃないのか?
 母はあれから大きな音も男性の荒げた声も聞くのが嫌で私が刑事のドラマを見てたりして「待ちやがれ!」など乱暴な声を聞くと「テレビを消しなさい」と言ったり、
何かが落ちて<どん>みたいな音がすると怯えていました。
 いまだに・・・来年は7回忌と言う6年も母は兄の仕打ちに怯えているんだ
そして大金を兄に取られてしまい老後の計画が大きく崩れた
 オレオレ詐欺なんて可愛いもんだよね金額です。
お金を出すと「まだ持ってやがったのか」と怒られる理不尽に耐えてきた。
会社が大変で手形が割れないと言うのでお金を出しても、手形が割れた頃返金を催促すると「ふざけんじゃねえ」と怒鳴っていて
兄嫁が言うには愛人が赤坂のキャバクラ?に移った時借金を肩代わりしたそうだ
 会社の給料は全額貸付で兄は1円もお金を貰わず姉は専業主婦で
父のクレカを勝手に使い会社のクレカで生活しあまつさえ愛人常に2人そのほかに
手を出した女性は従兄弟の会社の子から息子と同年代の子まで幅広く性病検査は3回、うち二回は嫁にうつしたとか色々思い出してくる
ベンツ乗って飲み屋へ行き代行で帰宅していた兄
ブラックカードまで持っていた兄のお金の元は母


怒りが込み上げてくる


でもね
意識がはっきりしてきたから
「○子、来たのね」とか「アクセサリー綺麗ね」とか会話が再びできるようになりました。
とてもとても嬉しくて
母からもらったアクセとか母と一緒に買った時の服を着ていくと覚えてて
カチューシャを「覚えてる?」と聞いたら
「有馬稲子さんとお揃いだったの」と返してきました。
そう、母が買ったカチューシャ、偶然テレビに出ていた女優さんと同じだったのです
 そんなことを覚えているんだ・・・!!
と嬉しくなった私は常に母が覚えてる服装をしていくようになりました。
「シャネル綺麗ね」と言ってくれるのでシャネルのアクセをつけて
病院には不似合いな格好だけど
母が喜んでくれる姿でいく
お化粧してアクセつけて母の前では泣かないように笑顔を見せて
母も笑い返してくれる
「荷物大変ね、気をつけて帰ってね」と言ってくれる母に後ろ髪ひかれながら
「また来るね」と手を振り合う
私は幸せなんだと思う