私が熱を出してる間、母頑張った。
庭に水撒いてくれて
部屋のお花に水をあげて
ゴミを出してくれた。

ゴミ間違えてたり、お水あげ過ぎて鉢４つダメになったりで凄く凹んでいたけど
気持ちが嬉しいんだよ。
枯れたパセリやシソは処分してでもそんなのは仕方ないんだよ
「お母さん何もできないのね」と言ってたこと
今まで何もしてなくて歳を取ったんだから仕方ないんだってば
そうも言えず
「私を楽にしようと頑張ってくれてありがとう」
「疲れたでしょう、ありがとうね」
毎日何度でも母に言おう。「ありがとう」を

弁護士さんから連絡が来た
兄と先方弁護士さん、私と私の弁護士さん立ち合いでおそらく最後の確認が
お盆前を希望してきた兄方と
お盆後まで難しいという私の先生
お盆後になるんだろうな。
父に、終わったよって報告早くしたいな。
「お母さんのことはお父さんが診るんです」と言ってた父
危篤の時、兄に「女子供をいじめるんじゃありませんよ」と言った父
母に「あんまり心配かけないでくださいよ」と言った父
私が人生初めて父に怒鳴り「一緒に3人で暮らそう！もう他所には帰さない」って言ったら泣いた父

　心配かけてごめん私が弱くてごめん
お母さんを大事にね、と書かれた父のメモに呟く
私が頑張るからね。
私が将来生活できなくなるかもしれなくても
母が望むからそばにいる　
絶縁する兄の分まで　
母にとってのただ1人の孫の分まで　

さあ、コツコツおうちで小銭作ろう。